III. 木质バイオマスの资源量及び利用可能量
1. 木质バイオマスの利用可能量の把握の考え方
木质バイオマスの资源量及び现在の処理方法を把握し,木质バイオマスエネルギーの利 用可能量を推计する.ここで,资源量とは,対象とする资源によって异なるが,下図のような潜 在赋存量,最大可采量,期待可采量に当たるものである.そして,现在の処理方法を踏まえ, 木质バイオマスエネルギー事业実施を想定した场合の现実的な前提条件を设定し,実际に 事业に用いることができるであろう资源の量を利用可能量として推计する. なお,対象とする木质バイオマス资源は,(1)制材所残材,(2)林地残材,(3)间伐未利用材, (4)ダム流木,(5)原木市场残材,(6)建筑廃材,(7)果树剪定枝とする. また,利用可能量だけでなく,资源の质についても把握することとする.
図表 III-1 推计対象とする资源量及び利用可能量
潜在赋存量(理论値)
地域全体に赋存する新エネルギー量
最大可采量(理论値)
新エネルギーを利用する场合の机器効率やシステム効率等 の実态を配虑し,地域全域で利用した场合の量
期待可采量(理论値)
最大可采量に,机器の设置可能个所等を配虑した场合の量
利用可能量(実际的値) 期待可采量に,経済性や需要を配虑した量
2. 推计结果
(1) 制材所残材
① 资源量
统计データより,制材所からの廃材量を消费量と出荷量の差から求め,制材业者へのアン ケートより下図のように残材の种类ごとの発生割合を把握した.そして,それらを挂け合わせ て,残材の种类ごとの発生量を推计した.なお,ここには,データの整备上,P18 の家具装 备品制造业からの残材は含まれない.ヒアリングによると,発生量も少ないとされている.
図表 III-2 制材廃材の発生割合
制材所残材 树皮 背板 端材 べら板 锯屑 プレーナー·モルダー屑 チップ屑 计
発生割合 13% 15% 20% 2% 22% 21% 6% 100%
树皮:丸太の剥皮により生じる木の皮 背板:制材品を木取りした残材で,多くの场合,丸身付きの小· 乱尺材 端材:丸太や制材品の长さ,幅决め,节·腐れ除去等の过程で 生ずる乱尺·乱断面材 べら板:ひき直し(修正挽き等)によって生ずる薄板 锯屑(おが屑):帯锯あるいは丸锯の锯断により生じる木粉 プレーナ·モルダー屑 :制品のプレーナー·モルダー挂けに より生じる木屑 チップ屑:チップ制造过程で排出される微木片(チップダスト)
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结果は以下のとおりであり,西牟娄地域が最も多く,日高地域,海草地域と続いている.ま た,市町村别にみると,和歌山市が最も多く,田辺市,御坊市,新宫市と続く.
図表 III-3 制材廃材の発生量(m3)
树皮 海草 那贺 伊都 有田 日高 西牟娄 东牟娄 合计 5,744 111 290 454 6,074 7,357 3,836 23,865
背板 6,847 132 345 541 7,240 8,769 4,572 28,446
端材 8,939 172 451 706 9,451 11,448 5,969 37,136
べら板 862 17 43 68 911 1,104 576 3,581
锯屑 9,902 191 499 782 10,470 12,682 6,612 41,139
プレーナー· モルダー屑
チップ屑 廃材合计 2,637 51 133 208 2,788 3,378 1,761 10,957 44,336 853 2,236 3,503 46,878 56,782 29,606 184,194
9,335 180 471 738 9,870 11,955 6,234 38,782
図表 III-4 制材廃材の発生量(グラフ)
60,000
(m 3 )
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
0 海草 那贺 伊都 有田 日高 西牟娄 东牟娄
树皮
背板

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